新型コロナウイルスに対応する医療保険について

2020年04月28日BLOG

みなさん、こんにちは!

新型コロナ感染症の影響で少なからず、お仕事やプライベートに影響が出ているとことかと思います。明るい話題より、どうしても暗いものの方が今は多いですよね。今回、このような状況下で一保険屋さんとして、コロナに対して保険の側面からお役に立てる情報発信をしたくて記事を書き始めました。

最近、ニュース等で連日、コロナ関係のことが報道されていますが、「病院の病床を確保するために、軽症者は自宅や臨時施設にて療養。」というようなことを聞いたことがある方もいらっしゃると思います。

アパホテルさんや色んな施設が宿泊室を臨時施設として提供したりもしていますね!ではその「軽症者」とはどのような状態を指すのでしょうか?コロナの軽症って?軽症は発熱やせき、喉の痛みなどいわゆる風邪の症状がある状態で、無症状の場合も含みます。実は、熱がたとえ39.0度でも37.0度でも自宅療養が可能でれば軽症です。発熱の度合いで、軽症でも辛い思いをしたとの声も聞きますが、残念ながら発熱の程度で重症度が決まるわけではないようです。

呼吸がやや苦しくなり、鼻や口からの酸素を投与するための入院が必要となる状態を中等症といいます。さらに呼吸の状態が悪化し、人工呼吸器が必要になる場合を重症と呼ぶそうです。さらに肺の機能が弱り、重篤な状態になると、ECMO(エクモ)と呼ばれる人工心肺装置を使うこともあり、多臓器不全を起こしたり、命に関わる場合もあるようです。志村けんさんはこのような状態であったのではと言われています。

コロナの軽症について、もちろん感じ方は個々人によって違いはあるのでしょうが、個人的には、僕たちがイメージできる一般的な「軽症」より症状が重たいこともあるのかなと感じました。では、この軽症者が対象となる自宅療養や宿泊施設などの臨時施設の療養は、医療保険の入院給付になるのでしょうか?先に結論をお話すると対象になることがほとんどです。(ただし、保険会社によって対応にばらつきがありますのでご注意を。)先日このような記事が出ていましたね。

「ホテル・自宅療養も入院扱い 新型コロナで大手生保」https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57724280W0A400C2MM0000/

また、日本生命さんからもこのように発表がありました。「新型コロナウイルス感染症に罹患されたお客様への保険金・給付金のお支払いについて」

https://www.nissay.co.jp/news/2020/pdf/20200407.pdf

要は、新型コロナに罹患した際、自宅や臨時施設での療養となった場合でも、医師の証明書があれば支払対象となるとの事です。2020年4月14日現在、保険会社によってこの対応にばらつきがありますが主要な保険会社のほとんどが対応済みです。そのため、軽症者の方も医師の証明書があれば入院給付の対象となります。また、今後さらに新型コロナ感染者が増えた場合、新型コロナとは別の病気・ケガ等でも病床確保の観点から自宅療養となる可能性もあるかと思います。こちらへの対応もすでに表明している会社もありますが、まだ少数派です。ひとまず新型コロナに対する対応までは各社しているものの、一歩進んだ先の対応はまだこれから続報が待たれますね。

もちろん、罹患しないことが一番ですが、もし罹患してしまった際に少しでも保険屋さんとして安心が届けられると良いなと思います!この記事を読んで、医療保険について気がかりなことがあればお気軽にほけんリーグへお問い合わせください!

最後までお読みいただいたみなさん有難うございました!