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Corporate DC ─ 経営者・人事責任者の皆さまへ

企業型確定拠出年金 法人税の圧縮 + 社会保険料の継続削減

会社と社員、双方を強くする退職金制度。
制度設計から従業員説明会、導入後の継続教育まで ─ リスクマネジメントの専門家として伴走します。

01 ─ Why Now

「制度が変わる今」が、見直しの最良のタイミング

2025年6月公布の年金制度改正法により、DCは2026年に二度の大きな改正を迎えます。
自社の退職金制度を見直す合理的な節目は、まさに今です。

制度を読み解き、自社の退職金制度を再設計する
制度を読み解き、自社の退職金制度を再設計する
2026
制度大改正の年

段階的施行で、会社員の私的年金枠が大きく広がる

今が、自社制度を見直す合理的な節目。
2026年 4月

マッチング拠出の上限撤廃

「加入者掛金は事業主掛金以下」という制限が廃止。事業主掛金が少額でも、社員側が枠の上限まで自由に上乗せできるようになります。

2026年 12月

拠出限度額が月6.2万円へ

第2号被保険者の上限が月55,000円→62,000円に引き上げ。iDeCoの内枠(2万・2.3万)が撤廃され、企業型DCとの一体運用に進化します。

2026年 1月(適用済)

退職所得控除「10年ルール」

DC一時金 → 退職金の受取間隔が5年→10年に延長。受取時期の設計を、いま見直す価値が大きい改正です。

2026年 6月(保険業界)

大規模乗合代理店への第三者評価

金融庁の保険監督指針改正により、福利厚生・保険周辺業務の品質に対する社会的要請が高まります。「誰に相談するか」が、これまで以上に問われる時代へ。

02 ─ What is DC

DC(確定拠出年金)とは

公的年金(国民年金・厚生年金)に上乗せする「自助の柱」。会社が掛金を拠出し、社員が自ら運用して老後資産を形成する制度です。

自助・私的年金
[ DC・退職金・iDeCo ]
厚生年金(被用者)
国民年金(基礎年金)
3階建ての年金構造

拠出・運用・受取 ─ すべての段階で税制優遇

拠出時

事業主掛金は全額損金算入。社員の所得・社会保険料の算定対象外(選択制)。

運用時

運用益は非課税。複利の効果を税で削られず、最大化することができます。

受取時

一時金は退職所得控除、年金は公的年金等控除の対象。最後まで税の優遇が続きます。

02 ─ Types

企業型DCの3タイプ

目的に応じて設計を選べます。中小企業で導入が伸びているのは「選択制」と「マッチング拠出併用」です。

給与とは別建て

通常型DC

事業主が掛金を別枠拠出
  • 会社が新たに掛金を拠出(給与とは別)
  • 社員の手取り・厚生年金額に影響なし
  • 純粋な福利厚生として位置付けやすい
こんな会社に
退職金原資をしっかり積む方針の会社
2026年4月 上限撤廃

マッチング拠出

事業主拠出に社員が上乗せ
  • 通常型DCに加入者掛金を上乗せできる仕組み
  • 加入者掛金は全額所得控除(社保軽減はなし)
  • 2026年4月から「事業主掛金以下」要件が撤廃
こんな会社に
既存DCをさらに使いやすくしたい会社
03 ─ Benefits

全額損金 × 社会保険料削減
この「ダブル効果」が、3者すべてに行き渡る。

法人税の圧縮と社会保険料の継続削減 ─ 2つの税・社保メリットが、
会社・経営者・社員にそれぞれ確かに効く構造です。

03 ─ ダブル効果 ①

全額損金算入 ─ 拠出した瞬間から法人税を圧縮

退職給付引当金のような期ズレ・税効果会計の論点がなく、シンプルに法人税を圧縮できます。

Case Study

社員30名・全員に月3万円 拠出した場合

年間拠出額 30名 × 3万円 × 12ヶ月 1,080万円
全額損金算入 実効税率33%として −356万円
実質的な会社負担 税効果差し引き後 724万円

※ 実効税率は会社規模・所在地により異なります。試算条件は別途ご提示します。

拠出時に即・損金

退職給付引当金のような後送り・税効果会計の論点なし。

外部積立で安全

会社が倒産しても従業員の年金資産は保全される仕組み。

退職給付債務がオフバランスに

確定給付型と違い、運用リスクは加入者に帰属。

費用予測がしやすい

毎月定額の拠出。経営計画に組み込みやすい。

03 ─ ダブル効果 ②

社会保険料の継続削減 ─ 法定福利費を毎月圧縮

選択制DCの掛金は社会保険料の算定対象外。労使折半なので、会社側の法定福利費も同じ割合だけ削減されます。

Before ─ 選択制DC導入前

月給 30万円

標準報酬月額:30万円

会社負担の社会保険料 ≒ 約 45,000円 / 月

(健保・厚生年金・雇用・労災・子育拠出金 概算)

After ─ 選択制DC導入後(月3万円拠出)

基本給27万円 + ライフプラン手当3万円

標準報酬月額:27万円(3万円ぶん算定対象外)

会社負担の社会保険料 ≒ 約 40,500円 / 月

1人あたり月 約4,500円・年 約54,000円の削減
社員10名・30年継続なら
会社負担の社会保険料 約 1,620万円 の削減効果
※ 概算。実際の削減額は等級・賞与・地域・年齢構成により異なる
経営的に見ると
削減した社保の範囲内で社員に還元 ─ 会社の追加負担ゼロで福利厚生を強化できる構造
削減額をそのまま社員のDC口座へ上乗せする設計も可能。給与原資を増やさずに「採用力 × 定着率 × 老後不安の解消」を同時に実現します。
INTERACTIVE TOOL

自社の数字で、
社保がいくら下がるかを試算する

給与・拠出額・年齢を入力するだけで、健康保険料・厚生年金保険料の削減額がリアルタイムで表示されます。等級境界をまたぐ拠出額を設計することで、社保削減効果を最大化できる仕組みを、その場でご確認いただけます。

2026年度・東京協会けんぽの最新料率に対応
本人負担・会社負担を内訳ごとに表示
健保50等級・厚年32等級を完全網羅
10年・20年・30年の長期インパクトも算出
シミュレーターを開く
BEFORE
22
AFTER
21
月額の社保削減(会社)
¥3,072
年間 ¥36,864 の法定福利費削減
03 ─ For Whom

「ダブル効果」が3者すべてに行き渡る構造

DCは零和ゲームではありません。会社・経営者・社員、それぞれの立場で確かなメリットが積み重なります。

会社(法人)

  • 事業主掛金は全額損金 → 法人税を圧縮
  • 選択制なら法定福利費を継続削減
  • 退職給付債務をオフバランス化
  • 採用力・人材定着率の向上

経営者・役員

  • 中退共では不可な役員も加入可
  • 拠出は法人損金 + 個人所得税も非課税
  • 選択制なら社会保険料も軽減
  • 受取時は退職所得控除を活用

社員

  • 所得税・住民税・社会保険料の3つが軽減
  • 運用益が完全非課税で複利が効く
  • 受取時は退職所得控除・公的年金等控除
  • 転職時もポータビリティで資産を持ち運び
03 ─ 経営者・役員

経営者メリット ─ 自分の退職金を計画的に準備する

中退共では役員対象外。経営者・役員自身の退職金準備として有力なのは「DC」と「法人保険」の2本柱です。

経営者と専門家による退職金戦略の対話
経営者の出口戦略を、数字で組み立てる

退職金準備手段の比較

制度 役員加入 拠出時 受取時
企業型DC ○ 可能 全額損金 退職所得控除
法人保険 ○ 可能 全/部分損金 退職所得控除
中退共 × 不可 全額損金 退職所得控除
小規模企業共済 △ 一部 個人所得控除 退職所得控除
DCの強み

60歳以降は退職を伴わず受取可・運用益非課税・ポータビリティ

法人保険の強み

万が一の保障機能・解約時期の自由度・短期での資金準備

DCと法人保険は、それぞれ異なる強みを持つ「二本柱」 ─ 組み合わせて活用するのが王道。

経営者の試算例

月55,000円 × 20年 拠出した場合
拠出元本 1,320万円
運用想定(年3%) 約 1,800万円
拠出時の累計法人税圧縮(実効33%) 約 436万円
受取時:退職所得控除(20年) 800万円まで非課税

※ 想定運用利回りは保証されたものではなく、運用結果は加入者に帰属します。

よくあるご質問

「もう50代だけど、間に合いますか?」

結論から言えば、間に合います
企業型DCは年齢の下限なし・最大70歳未満まで加入可能な制度です。
50代・60代から始める経営者の方も非常に多くいらっしゃいます。

年齢条件
70歳未満
厚生年金の被保険者なら加入可。役員報酬を受けて社保加入している経営者・役員も対象。
加入下限
なし
新卒社員も役員も、社会保険加入者であれば年齢を問わず制度に組み込める。
役員加入
可能
中退共では加入できない役員も、DCなら経営者自身も含めて全員加入できる。
55歳から始めても、十分メリットがあります

55歳から70歳まで月55,000円拠出した場合、拠出元本は990万円。15年間の運用想定(年3%)で約1,250万円に。
さらに法人税の累計圧縮効果は約327万円(実効税率33%として)。受取時は退職所得控除で大半が非課税になります。

03 ─ 社員

社員メリット ─ 税・社保の3つが同時に下がる

選択制DCの掛金は給与扱いから外れます。所得税・住民税・社会保険料 ─ この3つが同時に軽減されます。

16,000
所得税の節税(年間)
15,700
住民税の節税(年間)
34,600
社会保険料の負担減(年間)
年間 合計 66,300円 / 30年で 約 198万円 の負担減

条件:30歳・年収500万円・毎月20,000円拠出(東京都)。実額は等級・年齢・扶養により変動します。

i 一方で、標準報酬月額が下がるため将来の老齢厚生年金や傷病手当金が減少します。誠実に併せて説明します(後述)。

月20,000円・30年積立のシミュレーション

通常の運用には20.315%の税が運用益にかかる。DCはこれがゼロ。長期になるほど差が広がります。

741万円
普通預金(0.2%)
1,037万円
課税口座運用(3%・税後)
1,166万円
DC運用(3%・非課税)
+425万円

課税運用と比べたDCの優位差。30年で425万円が「税で減らない」。

1.57倍

普通預金との比較。同額・同期間でも、複利と非課税で資産は1.5倍以上に。

60歳〜

受取時はさらに退職所得控除や公的年金等控除が使える。

退職所得控除を活用

一時金で受け取る

勤続20年超なら
1,500万円
(30年なら)非課税枠が拡大
  • 課税対象は (受取額 − 控除額) × 1/2
  • 控除内なら税負担ゼロで受取可能
  • 退職金との同年受取は調整に注意
公的年金等控除を活用

年金で受け取る

65歳以降
110万円
までの受取は非課税(公的年金と合算)
  • 毎年定額を取り崩しながら受取
  • 公的年金とのキャッシュフロー設計
  • 70歳までの受取開始繰下げも可能

※ 退職所得控除は2026年1月から「10年ルール」が適用されています。受取設計はライフプラン全体を見て最適化します。

03 ─ 付随効果

人材戦略を強化する ─ 採用・定着・教育の3軸

「給与額」だけが報酬ではない時代。福利厚生としてのDCは、求職者・既存社員の双方に強く効きます。

採用力の向上

求人票に「企業型DC完備」と明記でき、退職金制度のない競合との差別化につながります。Z世代を中心に「資産形成支援のある会社」への関心は高まっています。

人材定着率の改善

60歳まで引き出せない仕組みが、結果として中長期の在籍意欲を後押しします。社員の老後不安が薄れ、目の前の仕事に集中できる環境を作ります。

賃上げに頼らない実質報酬アップ

選択制なら手取り増・社保軽減。会社のキャッシュアウトを増やさずに「社員にとって価値ある報酬」を増やせます。

金融リテラシーの底上げ

投資教育を通じて社員の経済リテラシーが上がります。長期視点・複利感覚は仕事のパフォーマンスにも波及する副次効果です。

04 ─ Implementation

導入の流れ ─ 4つのフェーズで6〜9ヶ月

規約申請から従業員説明会、運用後の継続教育まで。ERMが各フェーズを伴走します。

01
1〜2ヶ月

現状診断・制度設計

  • 既存退職金・福利厚生の棚卸し
  • 通常型 / 選択制 / マッチングの選定
  • 拠出額・対象者・加入条件の決定
担当
ERM主導
02
2〜3ヶ月

規約作成・厚生局申請

  • DC規約・就業規則改定案の作成
  • 従業員代表との同意プロセス
  • 厚生局への規約申請・承認取得
担当
ERM × 社労士
03
1ヶ月

従業員説明会

  • 全社向け説明会の開催(ERM講師)
  • 個別シミュレーションの提供
  • 加入意思確認・運用商品選択の支援
担当
ERM主導
04
継続

運用開始 / 継続教育

  • 毎月の拠出開始
  • 年次の継続教育セミナー
  • ライフイベント時の個別相談
担当
ERM継続伴走
04 ─ Honest Disclosure

メリットだけでは終わらせない ─ 誠実な開示

保険・年金の専門家として、「やらない方がいいケース」も率直にお伝えします。それが長期の信頼の土台です。

60歳まで原則引き出せない

病気・離職等でも引き出し制限あり。生活防衛資金とは別枠で考える必要があります。

運用結果は加入者の自己責任

元本割れの可能性があります。元本確保型商品も用意され、リスク選好に応じた選択が可能です。

選択制では将来の年金・給付が減る

標準報酬月額が下がるため、老齢厚生年金・遺族年金・障害年金・傷病手当金等が減少する可能性。

投資教育の継続義務

事業主には加入者への投資教育(努力義務)。ERMが運営管理機関と連携し代行します。

手数料が発生する

口座管理手数料・運営管理機関手数料等。会社負担が一般的ですが、コストとして見える化が必要。

iDeCoとマッチング拠出は併用不可

社員がiDeCoに加入中の場合、マッチング拠出を始めるとiDeCo拠出は停止扱いに。

ERMは「メリット最大化」と「デメリット最小化」を両立する設計をご提案します。

04 ─ ERM Support

ERMの伴走支援 ─ DCを「導入して終わり」にしない

保険・リスクマネジメントの実務に根ざした、コンプライアンス重視の継続支援を提供します。

ERMが直接実施する社員向けDC説明会
ERMの講師が直接登壇する全社員説明会

制度設計コンサルティング

退職金規程・給与規程・就業規則の総合的見直し。社労士・税理士と連携した一気通貫の設計。

規約申請・行政手続き

厚生局への規約申請、従業員代表との同意プロセスを実務サポート。

従業員説明会の開催

ERM社内講師による全社説明会と、個別シミュレーション提供。外部パッケージに依存せず、自社のFP・IFAが直接担当するため、社員一人ひとりの状況に応じた具体的なアドバイスが可能です。

継続教育・年次レビュー

投資教育セミナーを年1〜2回開催。法改正時のアップデートも継続提供。

総合的な福利厚生設計

DC単体ではなく、団体保険・GLTD・経営者保険等と組み合わせた総合提案が可能。

コンプライアンス徹底

保険業法・確定拠出年金法を遵守。お客様にとって本当に必要な制度のみを提案します。

04 ─ Why ERM

企業版DCのみならず、法人保険のプロでありIFA法人でもある安心感

本来ERMは保険代理店・IFA法人ですが、企業版DCのみのご支援でまったく問題ありません
もし将来「保障や経営者保険のことも相談したい」というご要望があれば、
保険代理店として長年の実績を持つERMが、ワンストップで対応可能です。

01

ご希望次第で、保障の補完もご相談いただける

DC導入後、もし「経営者の万が一に備える保障も検討したい」「団体保険を見直したい」というご相談をいただければ、保険代理店としての豊富な実績を活かしてご提案します。あくまでDC導入が主目的、保険はご希望があればのスタンスです。押し売りは一切しません。

02

「DCありき」の偏った提案はしない

DC専業のコンサルに相談すると、どの会社にもDC導入が答えになりがちです。ERMは、法人保険・小規模企業共済・中退共・iDeCo+も含めた中立的な比較ができるため、お客様の状況によっては「今はDCを導入しない方がよい」とお伝えすることもあります。DC導入が決まった場合も、企業規模・業種・運用方針に応じて最適な運営管理機関を中立的に選定。お客様にとっての最適解を最優先します。

03

既存の法人保険、お悩みなら一緒にお伺いします

多くの中小企業では、過去に加入した法人保険が複数本並走しています。もしご希望があれば、DC検討の機会に既存保険の保障内容・解約返戻金・税効果も総合点検します。「触れてほしくない」とのご意向であれば、DCのみに集中して進めます。

04

導入後の継続伴走、必要な分だけ

DC導入後は、年次の投資教育セミナー・法改正対応・社員のライフイベント相談など、必要な範囲で継続伴走します。福利厚生制度の総合見直しが必要になったタイミングでは、団体保険・GLTD等の選択肢もご提示できますが、あくまでお客様のご判断次第。DCだけのお付き合いでも全く問題ありません。

「DCを売る会社」ではなく、「経営者の意思決定に伴走する会社」として、
必要な制度を、必要な分だけ、誠実にご提案します。

「制度が変わる今」を、 制度を変える機会に。

貴社の現状診断と試算は無償で承ります。
退職金制度の総点検から、ご一緒に。

STEP 01

個別相談

現状の退職金制度・福利厚生をヒアリング

STEP 02

試算レポート

貴社条件に基づく削減効果と導入効果を提示

STEP 03

制度設計

最適なDCタイプと拠出設計をご提案

Option A ─ お急ぎの方

60分の無料相談を予約する

すぐに話を聞きたい方へ。Googleカレンダーで日時を選ぶだけで、Google Meetのリンクが自動発行されます。

  • カレンダーから日時を選択するだけ
  • 確認メール・Meetリンクは自動送信
  • 所要時間:約60分
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Option B ─ じっくり検討の方

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まずは資料で詳細を確認したい方へ。貴社の条件に基づいた試算レポートをお送りします。

  • 貴社条件に合わせた試算レポートを進呈
  • ヒアリングに沿った提案資料を作成
  • 営業時間内に2営業日以内のご返信
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